Dr.+エジソンとは

20年後の世界で生きる、こどもたち

わが子がいままで通りの教育で、21世紀を生き抜いていけるのだろうか、と不安に感じている親御さん、いらっしゃいませんか? 私は自分の娘が暮らす21世紀の日本がどうなるのか、非常に気になっています。
日本は何十年も受験勉強重視の学びが優先されてきました。その結果、テストは得意だけど「思考停止」している、つまりそれは頭に刷り込まれた知識を必要に応じて引き出しているだけで、自分の考えを持たない人間を大量生産してしまったような気がします。そんな人たちが大人になれば、既存の会社のルールに疑問を持たず従うのは当然で、そこから新しい世界に対応していくサービスを生み出すのは、至難の業でしょう。記憶、暗記で正解を覚えておけばよかった20世紀型の教育は、 模範とする国のない21世紀では通用しません。

科学者の思考技術こそ、21世紀のこどもたちに必要な力

誰も正解を知らない問題に対して、自分の頭で解決策の仮説を立て、まわりに説明して理解を得て、協調して新しい道を切り開く、それは一言でいえば、『世界を変えていく』力です。わが子にこんな力があったら、嬉しくないですか?
実はそんなトレーニングを受けて一人前になるのが、科学研究者なのです。
詳しくは「科学的思考とは?」を見て頂ければと思いますが、そんな科学研究者の技能が、理系だけでなく誰にでも必要な世界となっていきます。そんな想いから、教室の名前に「Dr.」の文字を取り入れました。では次の、「エジソン」はというと・・・

やり抜く力

このように今まで誰も考えなかった、新しいことをしようとするとき、最も必要な力は、『やり抜く力』です。

誰もが知っている発明王エジソンは、数多くの発明をしたことで有名ですが、その根底にあるのは、『やり抜く力』です。
最初の発明品、投票記録機は買ってくれる人もいませんでしたが、そこから学び、あきらめることなく発明を続けました。そしてその次の発明品、万能印刷型電信表示機「ティッカー」により、現在価値で2億円を手にすることができました。ここからエジソンは自分の研究所とティッカー製造工場を作り、発明王への第一歩を踏み出すことになるのです。
エジソンは電話機の発明では2000種類以上の炭素マイクロホン材料を、また電球の白熱線では6000種類を超える材料を実験したと言われています。実験がうまくいかなかったときに、失敗したと言わずに「新しいことを学んだ」と言ったのは、有名ですね。

エジソンが楽しく通える学校

エジソンは小さいころから、何でも「なぜ?」と大人に問い、先生を困らせ、とうとう学校から出ていく羽目になった逸話もまた有名ですが、『Dr.+エジソン』では、「エジソンが楽しく通える学校」、つまりそんなこどもたちの、何でも「なぜ?」と思う心を受け入れ、個性を伸ばしていきたい、と考えています。

ハカセが教える こどもプログラミング教室 Dr.+エジソンでは、博士(理学)が、ビジュアル型プログラミング環境『Scratch』などのツールを活用しながらコンピュータや最新の科学技術を分かりやすく伝えることで、、AI(人工知能)などの科学技術を使いこなす基礎力を身につけさせたいと考えています。
さらに、21世紀を生き抜くのに必要な、科学者の観察力、柔軟な発想力、論理的思考力、自分の想いを伝える表現力、コミュニケーション能力、さらにエジソンの『なぜ、を大切にする心』『やり抜く力』を、こどもたちに培っていきたい、と考えています。