「なぜ?」を育てて、自ら学ぶ子に

今のこどもは忙しい


ゆとり教育の反省から小学校で教える内容も増え、帰宅してほっとするまもなく塾や英会話などの習い事に通う、現代のこどもたち。

こども達は疑問に思う暇もなく、覚えるべきことをひたすら詰め込まれ、脳が学ぶ意欲を失っています。

脳はただのハードディスクではありません。本来、脳は「なぜ?」と思ったことを調べ、理解した時に喜びを感じることで、活用できる知識として身に付けられる、つまり能力を100%発揮するようにできています。

こんな忙しいこどもたちが、自ら学ぶ習慣を身につけるには、どうしたらよいのでしょうか?

「なぜ?」を育てる

『Dr.+エジソン』では、プログラミングや科学技術を教えることだけを目標とはしていません。これらを通して、「なぜ?」と思う心、情熱を育て、その疑問を解決するためにはどう考え、行動したら良いのかを学んでもらうことで、自分から調べ、考える子に育てます。

当教室の授業では、ゲームなどの完成作品の動きを見せワクワクしてもらった後、まず教えることは最低限とし、その教わったことをもとに、作品作りを進めます。そこで、プログラミングを進めていくと、うまくいかないことが山ほど出てきます。授業中に生徒が「なぜ?」と思ったとき、それは生徒の可能性が花開くチャンスです! こんなときには先に進まず、生徒が自分の頭でじっくりと考える時間を持ちます。ときには深く迷走してしまいそうになりますが、そんなときは、答えを出さずに出来るだけ自分で解決策を思いつけるようなヒントを出します。そして自分で一生懸命考えたときは、それが正解であれ間違いであれ、考え続けたことを褒めます。こんな訓練を繰り返すことによって、生徒は徐々に、正解を知っていることよりも、解決策を見つけ出す努力が素晴らしいものであることを、身をもって体験していきます。

「なぜ?」と思う心、それはすなわち「課題発見能力」に他なりません。目の前で起きたこと、見聞きしたことに対して、「それはなぜ?」と感じる心が、真の原因を突き止める原動力となり、まだ誰も知らない答えを見出すチャンスをつかみます。不透明な21世紀を切り開いていかなければならない子供たちにとって、必須の能力と当教室では考えています。